「、、、ま、、こと、、さん?」






私が真琴さんの腕を
掴もうとした時、







「、、、ごめん、、、。
桜さん、、、今は、、、、
1人にしといてくれないかな?
、、、、ごめんね?
痛かったよね、、、、。」








そう言って私の手首に
巻いてあったロープを
ほどいてくれた。










「まこと、、、さっっ」









「行くぞ、、。」








「隼、、、でも、、、
真琴さんが、、、ッッ。」









「、、、、、。」









泣いている真琴さんを
部屋に1人残し、、、、





私は今隼に手を引かれ、、
柊家の屋敷の廊下を歩いている、、、。









隼は相変わらず、、、
冷たい目をしてる、、、、。











隼、、、?




今、、、、何考えてるの、、、?









私の事、、、、嫌いなくせに、、、、
冷めたくせに、、、、




優しく手、引かないで、、、?








私、、、これ以上隼に
優しくされたら、、、






心が壊れちゃうよ、、、。