「ママ、、、でも、もう一度。
、、、もう一度だけ会いたいの、、、
隼に確かめたいことがあるの、、、」
「分かったわ、、
あなたがそこまで言うなら、、、
でも一度だけよ、、、?」
「分かった。」
私がそう言うと、
ママは部屋を出ていった。
「おやすみなさい。桜。」
「おやすみなさい。ママ。」
隼に確かめたい事、、、それは、、、
全部嘘だったの?、、、ってこと。
『好き』って言ってくれたことも、、、。
あと、、隼の笑顔が見たい、、、。
たとえ質問の答えが、
全部嘘だったとしても、、、
好きだよ。隼。
、、、サヨナラ、、
もう、、、引きずるのは
やめにするよ、、、。
そして隼に、、、、、
一番伝えたい事。
『私を辛い日常から
救ってくれて、、、
ありがとう、、、。』