「ママがね、桜ぐらいの年齢の時、
ママには恋人がいたの、、、
その人の事がどうしようもなく
好きで、、、、
好きでたまらなくて、、、
毎日が幸せだった。、、、
でもね、、、ダメだったの。
、、、、一番好きなのに。
、、、辛くて、自分が壊れそうで、
何度も死んじゃいたいって
思ったの、、、、でもね、
今、優しいパパがいて、、、
かわいい桜がいてくれて、、、
ママね今が一番幸せなのよ?
、、、だから桜も、
今辛いかもしれないけど、、、
乗り越えたらきっと幸せが来るの、、。
今の桜にとって一番辛いことだって
ママが一番知ってる、、、
けど隼くんは、、、
もう、、諦めなさい、、、
今の隼くんと関わったら桜、、
、、、あなたがもっと
傷つくことになる、、、、っっ。」
ママの目には涙が溜まり、
頬にはたくさんの涙が流れていた。