大輝は気分が乗った時だけ、関西弁にすると言ってくれた。
「僕、お腹空きました。何か食べませんか?」
俊の提案に皆は賛成。
とりあえず、食べ物の屋台が多い3年生の校舎に行く事にした。
いつ、どこを歩いても女子の「キャーキャー」言う声は収まらない。
本当に五月蠅い。
よく、こんなのに耐えられるな…。
私なら絶対に無理。
教室出たくないって思うよ(笑)
私は思ってた事が顔に出てたのか、愛美に
「そんな顔しない!」
って、軽く怒られた。
そして、付けたしのように
「大くんは、関西弁になると人が変わるんやで(笑)
だから、皆の前ではあんまり喋らへんねん。
多分「誰?」って思うで!」
と言っていた。
それを言い終わった愛美は、大輝とイチャイチャしていた。