「何だ。言えるじゃん。」 「えっ?」 田山くんが起き上がったから、 私もつられて反射的に起き上がる。 「だって中原さん肝心なこと 言わないから、こっちもヤキモチ 妬いちゃったじゃん。」 私嫌われたかと勘違いして…。 「今日だって可愛い格好してるから 他の男子が見なければいいのにって。」 「それって…」 「俺も初めて会った時から気になってた 中原さんのこと好きだよ。」