「田山くんおはよう!」


大きな声で練習してる田山くんに
向かって叫んだ。

「おー、城田さん!
おはよー」




一生懸命走ってる彼が
私に向かって手を振る姿が
眩しく見えた。




「あ…」


田山くんと目が合った。

大変なはずなのに、笑ってる。