「ああ、それじゃあ、み、心咲・・・・・・」


やばい、名前呼ぶだけでこんなに緊張する物なのか。


かぁぁぁっと赤くなる顔を思わず手団扇で扇ぐ。


「顔、真っ赤ですよ」


「う、うるさい!心咲のせいだからな」


そう言うアタシは笑顔だった。