「私は光希とは試合を通じて中学から知り合いだったから、一緒の高校になった時に、その話聞いたの」
驚いている僕に姉ちゃんがそう言う。
「一緒のチームになろうって中学の頃に話してて、同じ学校受験した訳だし。あんたがうちの学校に決まったとき、光希から、怪我してダメでも、バレーの事知ってるんだから何とか関わらせてあげたいって言われてさ」
この姉ちゃんと部長がそんな事考えていた事にも驚きだった。
「それに、光希があんたに厳しくするのも、心のどこかで戻って欲しい、復帰して欲しいって思ってるからだと思うよ。怪我は完治してるんだし、後はあんた次第」
「・・・・・・」
全く、言いたい事だけ言っちゃって。
僕にどうしろって言うんだよ。
驚いている僕に姉ちゃんがそう言う。
「一緒のチームになろうって中学の頃に話してて、同じ学校受験した訳だし。あんたがうちの学校に決まったとき、光希から、怪我してダメでも、バレーの事知ってるんだから何とか関わらせてあげたいって言われてさ」
この姉ちゃんと部長がそんな事考えていた事にも驚きだった。
「それに、光希があんたに厳しくするのも、心のどこかで戻って欲しい、復帰して欲しいって思ってるからだと思うよ。怪我は完治してるんだし、後はあんた次第」
「・・・・・・」
全く、言いたい事だけ言っちゃって。
僕にどうしろって言うんだよ。