「へー。光希、頑張ったじゃないの」


手紙を見てニヤニヤ笑いの姉ちゃん。


「しかし、あの子らしいわ。全く、私があんな苦労して近付けてあげたのに、振られる事前提って」


「近付けた?」


何か聞き捨てならない事をさり気なく言ったぞ、この人。