「おー、チョコ貰ったんだ」


そんな事を考えていると、後ろからいきなりそんな声。


「ちょ、姉ちゃん。黙って入って来ないでよ」


「いーじゃないの。それより・・・・・・」


僕の背後からのぞき込むように手紙を見る姉ちゃん。


全く、僕のプライバシーなんてあったもんじゃない。