でも平田さんは俺を小学校に連れて行った。 問答無用って感じで。 二人でトコトコと十分くらい歩いて小学校に着いたとき、幼稚園と比べ物にならないくらいの大きさに少し戸惑った。 中に入って『職員室』という場所へ向かった。 平田さんと頭の髪が少し・・・少なめなおじさんが話をする中、俺は一人周りを見渡していた。 本とか紙とか機械がたくさんある部屋。 こんな息苦しそうなところに来るのかと落ち込んだ。