―――俺は会社から帰っている。
家まで残りあと少し。
でも、この頃の俺はほとんど食事もとってなくて痩せっぽっちな体だった。
この日はちょっとした事件があって、しっかり仕事をしてきた日だ。
疲労はマックスに達している状態。
そして、細い路地を歩いている俺が、少し大きな道に出かけたとき。
一気に視界が真っ白になって、その後・・・真っ暗になった。
目が覚めたとき、目の前には山田の顔があった。
その目はカーッと見開いていて『ゆっきー!』といつもの呼び名で俺を呼んだ。
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