そっと目を閉じて頭をソファーの背に預けた。




フーッと息を吐いてゆっくりと目を開けた。










「・・・!?」




そのまま飛び起きて周りをグルリと見る。




そこは俺の家でなければ、今まで見たこともないような真っ白な場所だった。


「・・・ここは?」



足元は白いモヤがかかっていてハッキリとはしていない。



というか、この場所自体があまりクリアではなかった。




四方八方が白一色で、歩いてもそんな感覚がない。


進んでいるのか、進んでいないのかわからなくなる。