どんなに俺はマヌケなんだ。




どんなに俺は弱いんだ。




どんなに俺は・・・







琴海のことが好きなんだ・・・。





目を閉じて息を吸った。




頭に浮かぶのは、愛しい君。






『・・・さん』



「琴海・・・」