朝食を食べながら大きな欠伸をすれば琴海が俺を見て「まだ寝たりないの?」と聞いてきた。



「んー、まぁな」


昨日のあの後、寝てしまったものの俺の欠伸は続き瞼も重いままだった。




「今日は仕事が休みで良かったね」


「あぁ、そうだな」



誕生日の次の日は休みにしていたのか。




実際のところこの後仕事なんじゃないかと思っていたところだった。





なら、この後もう少し寝ようか。








・・・ん?


「コーヒー飲む?」



「あ、あぁ」