そうは言いつつも、確かにこうやって机にうなだれてる俺はおじさんかもしれない。 いや、現実はおじさんだった。 「夢でもやっぱりおじさんか・・・」 「え?何か言った?」 「んや、なんでも」 さてと、と俺も立ち上がって、グッと伸びをした。 文化祭なんて、過去ぶりなわけだし、夢だからって気を抜いてはいられない。 「楽しむか!」