今まで可愛いと思われようなんてあまり意識してなかったけど、光一さんから何度も「鈴音は可愛い」と言われているうちに、そう言われるのも嬉しいものなんだなって感じるようになった。
「どのへんが可愛いの?」
食事が終わってお茶を飲んでいる時、また彼が私を可愛いと言ったから、その理由を聞いてみた。
「ん?どのへんが……って言われると答えにくいけど。何ていうか、甘え下手な鈴音が
時々恥ずかしそうに笑ったりするところかな。それとか、不機嫌そうにしてる時にちょっかい出すと本気で怒ったりするのも可愛いかな」
「え、そういうポイントなの?」
私は想像していたのとは全然違う場所を言われたから、ちょっとガッカリした。
そうか、私は普段クールな感じに見られてるから感情を表に出す瞬間って光一さんにとっては嬉しいものなのかもしれない。
「大人の女性に対して可愛いっていう言い方は失礼かな。でも素敵とか綺麗とかとも違って……やっぱり可愛いって思うんだよ」
「そう」
彼の言葉を聞きながら、“光一さんも寝顔が可愛いわよ”と思っていた。
「どのへんが可愛いの?」
食事が終わってお茶を飲んでいる時、また彼が私を可愛いと言ったから、その理由を聞いてみた。
「ん?どのへんが……って言われると答えにくいけど。何ていうか、甘え下手な鈴音が
時々恥ずかしそうに笑ったりするところかな。それとか、不機嫌そうにしてる時にちょっかい出すと本気で怒ったりするのも可愛いかな」
「え、そういうポイントなの?」
私は想像していたのとは全然違う場所を言われたから、ちょっとガッカリした。
そうか、私は普段クールな感じに見られてるから感情を表に出す瞬間って光一さんにとっては嬉しいものなのかもしれない。
「大人の女性に対して可愛いっていう言い方は失礼かな。でも素敵とか綺麗とかとも違って……やっぱり可愛いって思うんだよ」
「そう」
彼の言葉を聞きながら、“光一さんも寝顔が可愛いわよ”と思っていた。