陽はあたしじゃなく、あたしの後ろを捉えていた。 あたしはゆっくり後ろに振り返る。 すると、 慧秀「「はい」」 慧と秀の二人が立っていた。 陽「じゃ、美樹ちゃん。 また、後でね」 美樹「え、ああ、うん。 ばいばい」 あたしが手を振ると、陽は晃を連れて歩きだした。 慧秀「「じゃ、行くぞ(で)」」 あたしは、秀と慧に腕を引かれ、教室に連れてかれた。