美樹「なんで、あたしの口に突っ込んだの?」


秀「え、だって。 これもメッチャ美味しいから、食べてほしくって…。 焼きそばパン、嫌いやったか?」


美樹「嫌いじゃないけど…。 秀の分無くなるよ?」


秀「それは大丈夫や! ほら!」


そう言い、秀はあたしに一つの袋を見せた。


中には……


「! 何これ! いち、に、さん、……20個!? あんた、どれだけ食べる気…」


そう、たくさんのパン。


驚きを通り越して呆れる。


秀「俺ら、育ち盛りやねん。 慧もこれくらい買ってたよな?」


慧「ああ」


ホント、どれどけ食べる気…