もちろん、木下君だけじゃなくて他の人からもきていたけど
ほぼ全てが木下君だった。
木下君からのメールの内容は最新にかけてどんどんひどくなって…。
私は震えながら読んでいた。
《藤本さん!俺今日サッカー部でレギュラーもらえるかもって言われたんだよね♪》
《藤本さーん?よかったら今週の日曜日遊びに行かない?》
《そうそう!明日俺と昼飯食べようよ》
《おーい》
《無視?》
《なんで返事くれないの》
《俺なんかした?》
《無視すんな》
《茉莉亜》
《俺、毎日毎日お前のこと想ってんのに。こういう仕打ちなわけ?》
《好きだ。》
《茉莉亜茉莉亜茉莉亜茉莉亜茉莉亜茉莉亜茉莉亜茉莉亜》
「ひっ!!!!」
私は自分の名前が並んでいるメールを見て声を出してしまった。