――――「ばぃばぃ」――――

小学生の頃に転校した。


私の初恋の人。



その頃の私は、考えが甘すぎたようだった、
また、逢える
そんな気分だったんではなぃかなと思う。

顔ははっきりとは覚えていないけど、
優しい男の子だった。
いちごのアメをくれた。
なんでくれたのかは覚えていないけど。

なんで、想いを伝えなかったんだろうか、


ただ、それだけが心残りだった。




藤咲 苺 16歳高校生デビューを果たします。
そして、
今の自分から、抜け出すんだ。