「そんなことないですよ、素敵でしたよ!」

「そ、そこまで言われるなんて…」

電灯はついているが、顔はお互いよくは見えない。
イヤ、見えないほうがよかった。きっと僕の顔は真っ赤なのだ…

「他に曲あるんですか?」

「あ、えっと少しなら…」

歌い出したのはまたレミオロメン。『太陽の下』だった。