わかんない!

どうなってるのか全然わかんない!



変な夢みて、謎の気配があって、
隣にかっこいい男⁉

はぁぁぁ!?



完全にパニックになって固まってる
私を男は小さい子を起こすように
座らせた。


「石原唯だよな?」

「…はい。」


男は改まって咳払いん一つ。


「完結に言う。お前の命は後2ヶ月で
俺はお前の命をもらいに来た死神だ。」



………。


なにこれ。

さっきの夢じゃん。


あぁ、夢かこれは。

なんだ〜、よかったよかった♥



「そっか、そっか、死神さんですか。
ではでば、おやすみなさ〜い♪」


「って、なに寝ようとしてんだよ!!」


せっかく寝ようとした私を死神だと
いう男はブンブン揺らして起こす。