自分の顔には全然自信がないけど、君が笑ってる顔が好きって言ってくれたから笑っていられるの。 君は覚えていないかもしれないけれど。 あの時から君は私の、好きな人。 「俺からも、いい?」 「…?うん」 一瞬の静寂が、何十秒にも何分にも感じられた。