ペシッ!


「痛っ!!なにすんの?」


抜けられずにいた過去から
現実に引き戻したのは…



「そこまで痛がるとは(笑)」


友哉だった…


「なによ…」

叩かれてまだ痛いおでこを
さすりながら聞くと、


「弁当。一緒にいいかなと思って。」



笑顔だけど決して笑ってない目。


多分周りのすごい人数の女子から開放させろって言いたいんだと思う。