「ねぇ…聞いてる?」




女子の家にいくっていってたのに、
私の後について来る友哉。




そしてさっきから言われ続けてる事。


それは、
『あの子って彼氏いるの?』



どうして私に聞くんだか…


あの子って言うのは、
功太と生徒会をやってる
超綺麗な海ちゃん。


クラスの中で亜紀の次に綺麗で可愛い。



でも…

「いないらしいけど…。」




その言葉に目に輝かせている友哉。



そんな顔、今まで見た事ないよ?




そしてこんなに笑顔にさせる事は
きっと私には出来ない。