次の日の朝、

俺は昼過ぎに目を覚ました。



一昨日ほとんど寝れていないのと、


昨日のことで本当に安心できたことで


いつものように


昼過ぎまでぐっすり眠っていた。




部屋で顔を洗うと、


自分の部屋を出て、


一番にユイの部屋に向かった。



ユイの部屋に行ってみたが

ユイの部屋はきれいに、

かたづけられていて


そこに


ユイの姿はなかった……。




俺は、

宿の中を歩いていると

宿の主人が俺に声をかけてきた。



「こんにちは。
目が覚めて一番に、
彼女さんの部屋に行くとはラブラブですね
末長くお幸せに」



俺は照れて顔を

真っ赤にしていた。



「あっあの
ユイを知りませんか?
ユイがいないんです!!」


俺は真っ赤な顔をして、

裏返った声で主人に聞いた。


主人は俺に言葉を返してきた。