次の瞬間、

カルが俺に真剣なまなざしで言ってきた。



「ノイ!!
何やってんだよ!!
行けよ!!
好きなんだろ!!
気持ち伝えろよ!!
これ逃したらもう、次は絶対ないぞ!!」



カルが言った



次は絶対ない…………



その言葉が


俺の胸に深く突き刺さった…………





これが最後…………



もう絶対に会えない…………




神様がご褒美にくれるのが

見せてくれるだけなら


だったら…………


だったら…………



俺は…………