「奇跡ってあるもんだな………」



俺は黙って頷くことしかできなかった。



「神様からのご褒美かもな…」



カルのその一言にまた心が震えた………



追いかけなきゃ!!



そう思ってるのに………



足は言うことを聞いてくれない………




なんで………?





神様がくれたご褒美は

ただ俺に見せてくれるだけ?




俺にとってはただ残酷なだけだよ………