話をしていたから

気がつかなかったけれど



気がついたら外は

もう太陽が沈んでいた。



夜になり祭りが始まろうとしていた。



日が暮れたのに気付いたカルは俺を祭りに誘った。


俺は気分がのらなかったけど



「行こうよ!!行こうよ!!
祭りの日を楽しみにしてただろ?
次の祭りはまた1年後だぞ?」



カルが何度も誘うからしぶしぶ行くことにした。



カル……

お前は優しいな……

俺を元気づけようと祭りに誘って。




俺に元気出させようとしてること

俺に気付かれてないと思ってるみたいだけど、

気付いてるよ?




夜なのに

外は全然暗くなかった。




俺とカルは外を歩き、


たくさん遊んだ。