「別に良いし!気にすんな!」


カルは俺に明るくふるまって見せた。



俺が落ち込んでいたから

俺に元気を出させるために明るくふるまってくれた。



そんなカルの優しさを感じて俺は言うことに決めた。




「話したいことがあるんだけど……」


「何……?」


俺はカルにすべてを話した。


ユイを見たときから

ずっとドキドキしていたこと



ユイのことを考えると

なぜか涙が出てきてしまうということ



そして……



ユイを見ていると辛いということ……


悲しいということ……



でも、


ユイといると

すごく楽しいこと




カルは俺の話を最後まで

聞いてくれた。



「…ノイ…………」



俺が話し終えると

カルが口を開いた。