「なぜ…………
封印魔法を…………」



国王の

その言葉に

コウが答えた。



「ユイは…………
ノイが好きだったんだ。
ユイにとって、
ノイは世界中で一番、
大切な人だったんだ………。

自分の命をかけても、
守りたいと思うほどに。」





「ユイ…………
すまない……………
ユイの気持ちに、
全然気づいてあげられなかった。
この愚かな父を……
本当にすまない……………」



国王は泣きながら、

ユイに謝った。







「ノイも…………
ユイのために、
いつも命がけで……
本当に良いやつだった………。」





「私は、
ノイくんにも…………
取り返しのつかないことを
してしまった…………。
本当に私は愚かだった…………。
ノイくん…………
本当にすまない…………」





やっと届いた

ノイとユイの想い………。