マトが俺達の横を
通り過ぎ、
特別塔の入口のところで叫んだ。
「逃げられた!!
南門の方へ行ったぞー!!」
マトの一声で、
何十という兵隊が動いた。
すごい………
さすが側近兵、
信頼も階級もすごすぎる………
俺たちは、
遅れて入口までたどり着くと、
マトにお礼を言った。
「ありがとうございました。」
俺の言葉を聞いて、
マトは照れながら
北の方を指さしながら
微笑んでこう言った。
「あっちに逃げるんだぞ。
でも、次あった時は逃がさへんからな。」
優しい笑顔なんだけど…
でも、
その言葉と、
その微笑みには
全身から冷や汗が出て震えた。
俺とコウは、
足早に特別塔から離れ
北門の方に向かった。
北門をぬけるときは、
俺のお得意の爆発音爆弾で
門番兵の注意をそらし、
城を出て行った。
「作戦成功!!」
俺とコウは嬉しさのあまり叫んでしまい、
街の人から追いかけられ
走って逃げていくのだった………。
通り過ぎ、
特別塔の入口のところで叫んだ。
「逃げられた!!
南門の方へ行ったぞー!!」
マトの一声で、
何十という兵隊が動いた。
すごい………
さすが側近兵、
信頼も階級もすごすぎる………
俺たちは、
遅れて入口までたどり着くと、
マトにお礼を言った。
「ありがとうございました。」
俺の言葉を聞いて、
マトは照れながら
北の方を指さしながら
微笑んでこう言った。
「あっちに逃げるんだぞ。
でも、次あった時は逃がさへんからな。」
優しい笑顔なんだけど…
でも、
その言葉と、
その微笑みには
全身から冷や汗が出て震えた。
俺とコウは、
足早に特別塔から離れ
北門の方に向かった。
北門をぬけるときは、
俺のお得意の爆発音爆弾で
門番兵の注意をそらし、
城を出て行った。
「作戦成功!!」
俺とコウは嬉しさのあまり叫んでしまい、
街の人から追いかけられ
走って逃げていくのだった………。