「って、言っても。少し後に俺らがついていくくらいだし。
曲がり角とかで確認してこっちにうなずいて進めばいい。俺らもついていくから」

「そうだ。総司なら安心して後ろについていける」

俺と近藤さんがそう言うと、

総司は少し考え、
「まいったなぁ。そこまで2人が言うなら引き受けるしかないじゃないですか」

と笑いながら言った。



「すまねぇな、総司」

「謝らないでください。謝るなら土方さんが自分でやってください」

「あぁ、そうだな。・・・じゃ、頼んだぞ」

「はい」