新撰組に入り、いや、仮入隊し、
一週間たったある日だった。
「黒崎、ちょっと話がある」
「?」
「とりあえず来い」
そういい、土方の後を歩いた。
部屋に着くと、近藤と沖田がいた。
「ここは?」
「ここは、俺と、源さんと総司の部屋だ」
「はあ?」
「あ?」
いやいやだって、
「だって、お前、いつの一人で部屋にいなかったか?」
「あぁあそこは、俺の書斎の部屋だ。仕事が忙しければあそこで寝てるからな」
「ふ~んで、みんなも共同部屋なの?」
「あぁ、近藤さんは一人部屋、永倉、平助、左之、山南さん、斎藤が一緒の部屋だ。芹沢さんたちは知らん」
「へぇ」
「まぁ、後の隊士は大広間とかで寝ているな」
え・・・。
あの大広間で寝てたのか!?
うわぁ、男臭・・・。
なんか行きたくなくなった~・・・