だんだんクラスにも慣れてきて、
私にも親友と呼べる存在ができていた。
柏木絢。
ズバッと言うけど美人で、黙ってりゃ絶対モテるタイプ。笑
唯一あたしの好きな人を知ってるんだ。
そんな絢には彼氏がいる。
今クラスは違うんだけど、大塚くんと同じサッカー部の山本悠貴くん。
イケメンで、美男美女のお似合いカップルなんだよねー!
「ほんと、幸せそうな絢が羨ましいよ〜。お似合いだし!」
「そーお?結構よくケンカもするよ。笑」
確かによく言い合いしてるけど、
ああいうのはじゃれてるっていうんじゃない?笑
「喧嘩するほど仲がいいって言うじゃん!」
「まぁねー。普通に好きけど。」
結局惚気てるし…笑
「ほらほらー素直になりなよー♪」
「はいはい。。っていうか、そろそろ大塚くんにアド聞きなよ‼
なんなら聞いてきてあげよっか!ゆうくんに聞いてもいいし…」
はっ⁈いやいや、ダメでしょ。。。
そりゃ大塚くんと山本くんは仲良さげだけど。。
「むりむりむりむり‼あたしなんか不釣合いだよ。
ファンいっぱいいるし…
メールとか電話とか、ほんとむりだって!」
「いや、いけるって!まぁーでも、
優菜が嫌ならもうちょっと様子見しよっか。」
「うん、そうしてほしいな。。。」