七海はいつも俺を見つけると
ちょこちょこっと走ってきて、
俺の名前を呼ぶ。


その瞬間が嬉しくて愛おしくて...


七海に「好き」て言われる時、
いつもサラッと流してたけど
本当は抱きしめたいくらいだった。


けど、そんなあいつの横には
いつも水嶋爽太がいる。