花火って儚いなって、 見てると思う。 ずっと見ていたいのに、 すぐ消えてしまう。 そんな花火も、 金魚すくいに夢中な君に 振り返って、 見るのにももったいなくて、 水に反射する光を見てる。 遅れて聞こえてくる音、 君がすくったはずの金魚が、 水に戻る音とかさなって…。 「お前にあげたかったのに。」 すごくさりげなく言う君が なんだかすごく可愛いかった。 夏祭り、 またあなたと 来れたらいいな… .