なんとなく、本当のことを伝えることが怖くて、
事実と嘘を混ぜたから、わかんないんじゃないかな?
まぁ、廊下で話したことゎあるし、僕が言ったのも
あながち、間違ってないよ?
でも、
もっと分かんなくなったみたいww
「うちのクラスー???黎音が好きになる子って誰だろう…。」
「なんで、俺の好きな人知りたいわけ?」
「だってさー・・・。黎音が惚れるくらいの女の子をこの目で見なければww」
とか冗談言ってるしー
まぁ、僕の好きな人なんて可愛くて、小さくてきしゃな女の子
でもさ、
自分でわかってないから、意味がない…。
あいつが通るだけで、みんな振り返るしね…。
今だってほら、
みんな振り返って、指さしてるよ。
僕がこんな女の子の隣に住んでもいいのかと思うくらい
この子の隣に立つのが恥ずかしいね。
まぁ、こんな僕でも、叶音の男よけになるけどね。
っと、叶音放置してたは…。
「んで、僕の好きな人わかった?」
「んー・・・っと、もしかして、私…?ではないよねー」
うわぁ
これは冗談なのか、本気なのかわかんないけど、
もぉ、言おうかな?
「俺の好きな人は、叶音だよ?」
僕らは歩いてたのに、叶音が急に止まった。
「は…ま、まぢで…?じょ、冗談でしょ?」