※ここからは佳奈美視点です。

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みんなに好かれようとがんばったんだけど、すこしいきすぎたのかもしれない。
自分でもわかっているの。

でもどうしてこうなったのか、
わからない。

ねぇ、さむ。
私、笑えてるよね?
頑張れてるよね?

いつも大好きだった猫のさむに
問いかけるの。

空の上にいるさむに問いかけるの。

きっと私、笑えてる。
でも、泣きそう。
やっぱりさむがいてほしい。

なんて弱音ばっかり吐いている。
そんなのいつものことだから、
なれちゃった。