問題解決部の魔王


生まれて二十四年。

こんな危機感かんじたことはない。

―蘭side―

「本日付で四ノ宮蘭を問題解決部に移動となりました。
 これまで御苦労さま」

部長に突然告げられた事実は理解するのにたいさ時間は必要なかった。

移動?私が?問題解決部って何?

私四ノ宮蘭(シノミヤラン)の頭の中には疑問ばかりが浮かんでくる。

そんなこともつゆしらず、部長に片づけを命じられ

私は運命の問題解決部の扉を開いた。

「って開いてないじゃない。」

「開くのは午後からよ」

これまで私のみにあったことを同僚であり親友の春野 凜子(ハルノリンコ)

に話した。的確な突込みを入れてくれる凜子はとても話しやすい。

「で、その問題解決部」

「うん、私あんまし知らないんだぁ何するんだろ」

「おバカ」

凜子からのデコピンを食らったのち凜子が静かに語り始めた。

「いい?問題解決部っていうのは社内での…まあその名の通り
 社内で起きた人間関係の問題や言い方は古いけどいじめとかを
 解決する部署。名前のまんま同じ意味。」

「無理‼」

「一言で即答しないでよ…。それに問題はまだあるわよ。」

これ以上問題などないと思っていたのにまだあるらしい

ということは声に出さずに私は凜子の話を聞いた。

「実はね問題解決部は男性社員しかいないのよ。」

凜子に突然告げられた事実は理解するのに多少の時間がかかった。
部署には男性社員しかいないつまり考えていくと…

「女子社員が私だけ‼‼」

机を思いっきり叩いて椅子から立ち上がった。
お昼のサバ定食の味噌汁がかすかに揺れる。

「そうよ。そう。いいじゃない男パラダイスで」

「どこがよ‼凜子だって知ってるでしょ?!私が…」


「男子嫌い嫌い症だってこと?」

私がいおうとしたことを凜子が先に行ってしまったので私は
苦い顔をしながら椅子に座りなおした。