そのとき、今日下駄箱にあった真中からの手紙の事を思い出した。

中を読んでみる…

読み終わってみると、一瞬私はこれが夢なのか現実なのか分からなくなった。

すぐに、現実だとは分かったけど。

衝撃すぎて言葉にならない。

手紙にはこう書いてあった。


「 菜子へ
 
  こんな事、手紙で言うこと
  じゃないことは分かってる。
  けど、面と向かって言えないから
  手紙に書いた。
  俺、ずっと前からお前のことが
  好きだ!
   ずっと前からおまえのことばっか
  目で追ってる自分がいた。
   もしよければ付き合って欲しい


        真中」