下駄箱から靴をとり、さっさと校門を出て、わざと遠回りして人気のない場所を歩く。 そうして20分、誰もいない道をてくてく歩いて家につ いた。 家に入ると誰もいないからか外以上に静かだった。 俺は自室に入るとバックを投げ捨て、ベッドにダイブしてただぼーっと天井を見上げていた。 ただただ無意味な時間が過ぎていく。