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「理央-ッ
おっはよ-ん♪」


「咲季(サキ)!
おはよぉ-。」


学校に着くと、私の一番の友達の咲季が出迎えてくれた。



…はぁ、ホント咲季ッて
The 女の子☆ッて感じだなぁ。

背ちっちゃくて、目クルンてしてて……羨ましい。



「…お-?? 理央-??」


「…あッ ごめんごめん。
ちょっと自分の世界に行ってた。」


「お帰り-(笑)」


そぅ言った後に、咲季は悠斗の方を見た。


…てか悠斗まだ自分の教室に行ってなかったんだ??



「悠斗もおはよ-ん。」


「……………。」


「うん、わかってたけども!!だけど挨拶無視されんの結構キツいんだよ-??」


「はぁ…ごめん、咲季。

悠斗ちゃんと咲季に挨拶しようよ。」


「………はよ。」



…よぅやく言葉を発してくれた。