「悠斗…??」


「やだ。 俺何も悪くね-もん。」


やだッて…お前は子供か!!

「…ホント理央の彼氏は生意気ね。」


「はは…ごめんね。」



これは帰ったらキツく言わなきゃな。




それから5分後、昼休み終了のチャイムが鳴り、私達と悠斗はそれぞれのクラスに戻って行った。


「はぁ…午後の授業ッて眠いんだよね。」



しかも5時限目は私の嫌いな科学。


生物は好きなんだけど…科学だけは友達になれない。

「とか言ってさ、山本午後は大抵寝てるけどその割りにはテストの点数良いよな。」


「工藤クンか…ビックリしたぁ。

そりゃ、家で復習はしてるからねッ!!
…授業受けてないも同然だから。」


「偉いね-今度テスト近くなったら教えてよ。」


「…まぁ、私でよければ。」



よっしゃ-!と喜んでいる工藤クン。

…そんなにテストの点数悪いのかな??



―そして、やっぱり睡魔には勝てず5時限目はずっと寝てました。

あ、6時限目は頑張って起きてたヨ!!


「てか苦手な科学の時間に寝てちゃダメだよね…。
次から頑張んなきゃッ。」



…てかもぅ学校終わったんだった!!


早く生徒玄関に行かなきゃ…ッ。