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「悠斗ッ!!
遅れてごめんねッ」
「…ちょっとこっち来い。」
声のトーンが低い…。
これは相当怒ってる…??
「は…はぃ…。」
この場は悠斗に従った方が良いよね…。
私は急いで悠斗の隣に正座した。
「そこじゃなくて、ココ。」
そぅ言って悠斗が差したのは自分の膝。
…まさかそこに座れと??
「いやいや一応咲季もいるし、それにいつも言ってるけど私重いか…ヒャッ!?」
言い終わる前に抱き抱えられ、気付けば悠斗の膝の上…。
「あ゙-ようやく理央に触れた-…。
午後の授業の前に充電させて。」
「ゆ…悠斗…//」
「…ねぇ、そこのバカップル。
咲季が居るの忘れてない??」
「ちが…ちゃんとわかってるよぉ-ッ
でも、悠斗の腕離れない…ッ。」
「だって離したくね-もん。」
そう言ってさらに腕の力を強める悠斗。
…てか、私を締め殺す気かッ!!
「もぉ…咲季先にご飯食べてるから。」
「あッ!! 悠斗私達もご飯食べよ??
時間無くなっちゃう。」