「ふふふ。私たちも苦労したんだから、それなりの対価はあってしかるべきよねぇ、優斗?」

「ぐ・・・・・・」

あーちゃんから色々聞かされてビックリしたから、優斗君が何も言い返せないのも分かるは分かるけど・・・・・・。

私のプレゼントに探りを付けたいからって言う優斗君に協力してたあーちゃん。

それに、デートコースは竜二君が色々アドバイスをしてたらしくて・・・・・・。

ちょっと前の優斗君の放課後の行動も、あの日の為にバイトしてたからだって言うのを知ってて黙ってたって。

あの日の為に色々手を尽くしてくれた2人だから、優斗君が何も言えないのは当然だけど・・・・・・。

「みっちゃん、当日は私が可愛く仕上げてあげるから」

「うー、そんなぁぁぁ」

これはちょっとひどいと思うのですよぉ。