『学園祭恒例、校内ベストカップル大賞』
「・・・・・・」
思わず顔を見合わせる私と優斗君。
「参加要項。学内のカップルである事。自薦他薦は問いませんが、2人のエピソードを出来る
だけ具体的に明記の上、実行委員会まで」
そんな私達を余所に、明らかに面白そうにプリント下部の文章を読み上げるあーちゃん。
「お前等なら、優勝確実だな。こんな波瀾万丈なエピソード持ってるのは、他に絶対いないだろうし。亜美の推薦状も完璧だったぜ」
竜二君も面白そうにクククって笑いながらそんな事を言う。
「でしょ?」
「うー、得意気にそんな事いわないでぇ」
思わず涙目の私。
「・・・・・・」
思わず顔を見合わせる私と優斗君。
「参加要項。学内のカップルである事。自薦他薦は問いませんが、2人のエピソードを出来る
だけ具体的に明記の上、実行委員会まで」
そんな私達を余所に、明らかに面白そうにプリント下部の文章を読み上げるあーちゃん。
「お前等なら、優勝確実だな。こんな波瀾万丈なエピソード持ってるのは、他に絶対いないだろうし。亜美の推薦状も完璧だったぜ」
竜二君も面白そうにクククって笑いながらそんな事を言う。
「でしょ?」
「うー、得意気にそんな事いわないでぇ」
思わず涙目の私。