「ん・・・・・・」

唇に暖かい感触。

「え、あ、あの・・・・・・」

「いきなりでごめんな」

顔を真っ赤にする優斗君。

「う、ううん。ありがとう・・・・・・」

私もそれに劣らず真っ赤だと思う。

「ん。これから、ずっとよろしくな」

照れた笑みを浮かべる優斗君。

「うん」

私は自分で最高と思える笑顔でそう返す。

きっと私は今日の事を一生忘れない。

奇跡みたいな今日1日を・・・・・・