「さって。それじゃ、行こうか」

「う、うん」

ミュールに足を通したの確認すると、さっと私の手を取る優斗君。

「え、あの・・・・・・」

「ん、どした?」

「手、いいの・・・・・・?」

いきなり手を握られて、またドキドキ。